Amazon Glacierって御存知ですか?
Amazon Web Servicesの一ストレージサービスで、1Gを1ヶ月1円で使えるのです!
データのバックアップ用途に使えるストレージです。
Amazon Glacierでは保存する場所のことをVaultといい、
保存するファイルのことをArchiveと言います。
Archiveにはアップロード時にユニークなID=ArchiveIdが振られます。
Archiveを取り出したり、削除したりするときにはArchiveIdが必要になります。
Archiveは、基本的には利用者側で控えて置かなければなりません。
で、ここで今日のお題です。
Glacierに保存したArchiveのIDを忘れてしまったり、紛失したりした時にどうするか、です。
実は私も、Glacierの試用中にArchiveIDを忘れてしまい、アップロードしたファイルを消せなくなってしまいました。
激安とはいえ、不要なファイルのためにお金を取られ続けるのは悲しいですよね。
上記の様に、Archiveは基本的には利用者側で控えておくべきものですが、
Amazonにも保存されています。
それを取り出す方法は、↓のURLに記載されている、AmazonGlacierDownloadInventoryWithSQSPollingを実行することです。
http://docs.amazonwebservices.com/amazonglacier/latest/dev/retrieving-vault-inventory-java.html
実行すると、JSONフォーマットのファイルがローカルに出力され、その中にアップロードしたArchiveのIdが記載されています。ただ、結果を得る(JSONファイルがローカルに出力される)ために4時間ぐらい待つ必要があります。。。
ArchiveIdはしっかりと控えておくほうが無難ですね。
バックアップって、テープに取ろうにも、オートローダやテープ媒体は結構高いし、
ハードディスクはちょっと不安だし、ブルーレイも容量少ないし。。。で、コレまでは悩みが多いものでした。
Amazon Glacierはそのソリューションになり得ると思います。
Amazon Glacierは中小企業やWebサービス運営のバックアップにとても有用です。
しかしながら、ちょっとクセがあります。
何かお困りごとがあれば、コメントいただければお力になります。
(宣伝みたいになっちゃったけれど、私はAmazonとは何の関係もありません。。。)
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